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2019年9月に兵庫県姫路市飾磨区阿成植木で開業予定のこころ歯科こども歯科クリニックの公式ブログです。
フッ素は、自然界に存在する微量のミネラル成分です。例えば地中にはおよそ280ppmのフッ素が、海水には1.3ppmの濃度のフッ素が含まれています。
草木や樹木、野菜や穀物、果物にも含まれていますし、魚や貝、海藻にも含まれています。
そうしたものを食べて育つ動物の体内にも、そして私たち人間の体内にもフッ化物が含まれています。
「フッ化物がむし歯予防にきく」と聞いたことがありますか?
日本では1948年にフッ化物入りの歯磨き剤が初めて製品化され、現在では販売されている歯磨き剤の89%にフッ化物が配合されています。
このようにフッ化物を使ったむし歯予防法は、私たちにとってとても身近なものになっています。
その他にも、フッ化物ジェル、スプレーなど毎日の歯磨きの際にはに直接塗る方法や、フッ化物溶液でうがいをするフッ化物洗口(学校や幼稚園、保育園などでも行われています。)
そして歯医者さんで定期的に受ける高濃度のフッ化物塗布が行われています。
こうした口の中にフッ化物を使う方法を「局所応用」と言い、日本ではフッ化物を局所応用で用いています。
海外では水道水のフッ化物濃度調整や食塩にフッ化物を添加したりと、「全身応用」も盛んに行われています。
フッ化物を飲んでいいの?と、驚かれてしまいますが、フッ化物のむし歯予防効果が発見されたきっかけは「フッ化物濃度の高い天然水を飲む地域にむし歯が少ない」という調査結果からだったのです。
では、どんどんフッ化物を飲んだらいいのでは?と思ってしまいますが、過剰摂取してしまうと、歯に褐色の斑点や染みができる症状が現れたり、中等度の症例では、エナメル質にいくつかの白い点や小さな孔(穴)が生じ、より重症だと、茶色い染みが生じます。
何事も摂り過ぎは良くありませんが、歯医者さんでの定期的なフッ化物塗布をお勧めします!
参考文献:nico 2011年10月号
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