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2019年10月に兵庫県姫路市飾磨区阿成植木で開業予定、飾磨・亀山・妻鹿駅の歯医者「こころ歯科クリニック」の公式ブログです。
生後6ヶ月から8ヶ月頃になると、下の前歯から順番に乳歯が生え始めます。歯が生えてきたら、少しずつ歯ブラシに慣れる練習を始めましょう。
赤ちゃんのお口はとても敏感で、いきなり歯ブラシを入れると嫌がります。無理に歯ブラシをしようとすると将来、歯ブラシが嫌いになってしまうかもしれません。はじめに嫌な印象を与えないように、気をつけなければなりません。
この頃の赤ちゃんは、何を触るのもまずはお口からです。形を覚えたり、硬いものか柔らかいものか、強く噛んでもいいものかなど確認しています。歯固めのように使えるストッパー付きの歯ブラシもあります。喉の奥に入らないストッパー付きの歯ブラシで、遊び感覚で歯ブラシに慣れさせるのは有効ですが、だらだらと遊び道具にしたり、目を離すと危険です。使い終わったら洗ってすぐにしまいましょう。
敏感なセンサーであるお口に歯ブラシを使うには、赤ちゃんがお口に触られることに慣れ安心することが大切です。おっぱいに吸い付く反射が消えてくるこの頃は、歯ブラシへの抵抗がなくなっていく時期です。
最初に生える下に前歯は、唾液腺の近くにあり、いつも唾液に浸されていて幸いにも虫歯になりにくい場所です。そこで、下の前歯が生え始めたのを合図に、まずは歯磨きを始める準備として口慣らしから始めましょう。機嫌の良い時に赤ちゃんを寝かせてお口の周りを触ったり、お口の中を覗いたり、清潔な手で奥の周りを優しく触ります。
嫌がられる原因の一つが上唇小帯を傷つけてしまうことです。上の真ん中にある2本の前歯のはぐきと上の唇をつなぐ線の上唇小帯は、少し当たるだけでも痛みを感じます。それをきっかけに歯ブラシを嫌がるお子さんも少なくありません。指で上唇小帯を隠して当たらないようにしてあげましょう。
また、歯ブラシの毛先が広がってしまうと、60%も除去率が落ちてしまうといわれています。きれいな歯ブラシで、お子さんの歯を守ってあげましょう。
参考文献:nico 2013年12月号
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