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2019年10月に兵庫県姫路市飾磨区阿成植木で開業予定、飾磨・亀山・妻鹿駅の歯医者「こころ歯科クリニック」の公式ブログです。
多くの方が経験のある口内炎。小さいのにすごく痛くて、ご飯を食べるのも苦痛になる、この小さな潰瘍は、アフタ性口内炎と言います。痛いなと思って見てみると、米粒程度の白い粒ができていて、その周りを縁取りように赤い炎症があるのがわかります。時には、1センチを超える大きな口内炎ができることがあります。
アフタの特徴は、痛みが強いこと、痛くて食事がとれないこともしばしば。潰瘍が深くて痛みが強い時は、薬を使ったりたいしたことがなければ我慢して過ごします。すると少しずつ痛みが和らぎいつしか忘れてしまいます。そしてアフタがあった場所を見てみると、まるで跡形もなく治っています。
お口の粘膜は、身体の中でも比較的早く細胞が入れ替わる場所で、2週間もすると細胞の入れ替えがほぼ終わるのです。なので、粘膜の上皮に潰瘍ができて壊れても、それが慢性的なトラブルでなければ2週間ほどできれいに治ってしまいます。
抗菌作用のある唾液が粘膜上皮を常に洗い流してくれていることが一番の要因になっています。
アフタが繰り返している原因は、まだ明らかになっていないのですが、可能性としては、ビタミンB不足、鉄分不足、体力が落ちた時などがあり、頻繁にできやすい場合は遺伝的なものではないかという研究がされています。しかし、決定的な原因はまだ見つかっていません。
アフタができた時に、ビタミン剤を飲んでも改善しないのは、そういった理由があります。
できることは、栄養バランスに気をつけて、疲れを貯めないような生活を心がけることが大切です。一番気をつけていただきたいのは、ただの口内炎だと決めつけて放置しないということです。
前ガン病変や全身疾患の症状であることも稀にあるので、繰り返す口内炎や治りの悪い場合は歯科医院を受診していただくことをお勧めします。
何事も早期発見、早期治療が重要なのです。
参考文献:nico 2013年9月号
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