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乳児期、幼児期における栄養と特性

2019年10月に兵庫県姫路市飾磨区阿成植木で開業予定、飾磨・亀山・妻鹿駅の歯医者「こころ歯科クリニック」の公式ブログです。

乳児期は、著しい身体の発達時期で体重は出生児の3倍、身長は1,5倍になります。視覚や聴覚などの感覚機能や、脳・神経系も急速に発達します。そのため、この成長過程に応じたエネルギー、および各種栄養素を摂取する必要があります。

しかし、消化吸収能力が未熟であるため、機能発達の段階を踏まえて調理方法の工夫が不可欠となります。

離乳食は、咀嚼機能の発達に合わせて、吸って飲む乳汁栄養から噛んで食べる固形栄養に移行することなので、各段階の機能が十分に訓練されて獲得できるようにんるまで、進めることが大切になります。授乳・離乳期は、脂肪エネルギー比率が20〜30%に対して40〜50%と高いことが特徴です。これは、母乳や牛乳の乳類は、脂肪エネルギーが50%の高脂肪食品であることによります。

また、この時期には摂食機能の発達を助長するために手づかみ食べが推奨されています。食べることは、目で見て、手に取り、口に運ぶ協調運動であり自分で食べる意欲や食べる楽しさを体験する狙いがあります。

幼児期は、乳児期に続いて心身の成長の時期であり、特に運動機能が発達します。

行動範囲が家庭から保育園、幼稚園へと広がり、運動量も増えるので成長のために必要な栄養素摂取に加えて、活動に見合ったエネルギーを摂ることになります。

体重あたりの栄養素は、成人よりも多いので1日の栄養配分は、4回としてそのうちの1回は10%程度として間食に当てます。献立は成人と一緒で良いですが、調理方法は幼児向けに変えてあげるようにしましょう。

好ましい間食は、食事の一部と考えて3回の食事では補充できない栄養成分がとれる内容とするのが良いでしょう。エネルギー、カルシウム、鉄分、ビタミン類を補うために乳類、豆類、イモ類、穀類(ご飯、パン、シリアル)を利用します。食事と間食は2時間以上の間隔をとるようにして胃の中の停留時間が短い食品や料理を選びましょう。

この乳児期、幼児期は、生涯を通しての食事リズムの基礎作りをする時期にあたるので、手洗い、食後の歯磨き、食具の使い方など、食事を通したしつけをする大切な時だと言えます。

 

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