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2019年10月に兵庫県姫路市飾磨区阿成植木で開業予定、飾磨・亀山・妻鹿駅の歯医者「こころ歯科クリニック」の公式ブログです。
口内炎ができる理由として、カビ、ウイルス、細菌による感染症があります。代表的なのが口腔カンジダ症やヘルペス性口内炎です。
カンジダ菌は真菌と呼ばれるカビの一種で、健康な人でも3割ほど検出される一般的な常在菌です。また、ヘルペスウイルスもごく一般的な常在菌です。例えば口唇ヘルペスという口の中やくちびるに水疱を作るウイルスなどは、若い人でも半数が、また高齢者ではほぼ全員が感染の経験があると言われています。元気な時にはこうしたカビの菌やウイルス、そして細菌と平和に共存しています。
免疫がきちんと働いていれば、症状が出ないように抑えられています。しかし、年齢とともに免疫機能が低下したり、若くても免疫がダウンするような病気(AIDSなど)になったり、がん治療、抗生物質を長く使用するなどして免疫が落ちると、お口に症状が出てきます。
お口の中が白くなる病気には、たしかに前がん病変である白板症などもあるので心配だと思います。綿棒でこするとこするとカンジダの場合はポロッと剥がれ、白板症は剥がれないので、大体はそこで鑑別がつきます。
ただ、カンジダ症にもわかりにくい症状があるので、検査を受けて原因を突き止めしっかりと治療しましょう。口の中にカンジダ症があるとヒリヒリして食べ物の味がわからないなど、食欲がわかず、体力の回復の妨げになってしまいます。
口の中を洗い流したり、抗菌作用や免疫作用のある唾液の分泌が少ないと、カンジダ菌が繁殖しやすくなります。とくに入れ歯のかたは舌の動きが少なくなり、唾液の分泌が減ります。
唾液腺をマッサージして唾液の分泌を促し、お口の潤いを与える口腔保湿剤などを使いながら口腔環境を改善させましょう。
参考文献:nico 2013年9月号
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