こころ歯科クリニック

  • 079-287-8867
  • 兵庫県姫路市飾磨区阿成植木678「高浜小学校北」交差点
  • 当院へのアクセス

MENU

ブログ

Blog

唾液の成分と働き

2019年10月に兵庫県姫路市飾磨区阿成植木で開業予定、飾磨・亀山・妻鹿駅の歯医者「こころ歯科クリニック」の公式ブログです。

昔からよく噛んで食べましょう!と言われていますが、その目的をご存知ですか?

噛むこと(咀嚼すること)の目的は、食べ物の消化・吸収を助けて身体に必要な栄養素を摂取することです。

よく噛むことにより、胃腸の働きやあご、噛むために必要な筋肉(咀嚼筋)の正常な成長・発育、そして唾液分泌量を促進させる働きがあります。

よく噛んで食べると、間脳の視床下部にある満腹中枢が刺激されて、ダイエット効果があるとも言われています。

食前にガムを10分間噛むだけで食事の摂取量が20%〜30%減少するという報告もあります。

さらには、脳血流量を増加させて脳の活性化にもつながるので、よく噛んで食べることはいいことづくしなのです。

唾液の分泌量が減少すると、虫歯や歯周病の罹患につながります。唾液の量は年齢とともに減少してしまいます。

成人の1日の総唾液分泌量は、1〜1.5Lで個人差、性差、年齢差、季節変動が関係しています。

さらに同一個人であっても、体温、血圧、体液量の浸透圧によっても変化し、一定ではありません。睡眠中は唾液分泌量が減少するため、就寝前の歯ブラシは特に重要なことがわかります。

唾液には、潤滑作用、消化作用、抗菌・殺菌作用、緩衝作用、保護作用、抗脱灰作用、浄化作用などたくさんの働きがあります。

唾液の分泌が下がると、お口の粘膜が傷つきやすくなり、粘膜の炎症、口腔カンジダ症などが起こります。また食事や会話、嚥下の(食べ物を飲み込む)際に困難を感じるようになります。

よく噛むことは、生涯にわたり我々の精神的・身体的健康の維持に大きな影響を与えていることは明らかであり、簡単に実践できる最良の健康法の1つと言えます。

最近はジャンクフードなどの柔らかい食べ物が増えて、噛む回数が大幅に減少しています。噛むことの重要性を再認識する必要があります。

まずは今日のご飯からよく噛んで食べるように心がけましょう!

 

姫路市の歯医者 小児歯科(こども歯科)無痛治療 審美歯科

予防歯科 矯正歯科 親知らずの抜歯 インプラント ホワイトニングなら

こころ歯科クリニックへ

〒672−8030

姫路市飾磨区阿成植木678番地

079−287−8867

 

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ