ブログ
Blog
Blog
姫路市飾磨区阿成植木の歯科医院「こころ歯科クリニック」の公式ブログです。
妊娠中にかかりやすい「妊娠性歯肉炎」というのをご存知でしょうか?🤔
お口の中に残った歯垢が、歯茎を刺激して炎症が起こる病気を「歯肉炎」と言います。
悪化すると歯周病になり、歯を支える顎の骨や周辺組織が破壊されていく厄介な病気です。
しかも、妊娠中は特有の要因が重なり、歯肉炎にかかりやすくなってしまうのです😢
では、妊娠中のどのような変化が歯肉炎に繋がるのでしょうか。
大きく3つの要因があります。
【ホルモンバランスの変化】
妊娠中は、女性ホルモンの分泌量が増えます。
そうなるとお口の中では、女性ホルモンを栄養源として好む歯周病菌が増加します。
このことが原因の1つとなり、妊娠中は歯周病にかかりやすくなるのです。
【つわりによる歯磨き不足】
つわりになると、お口に歯ブラシを入れることすら気持ち悪いと感じます。
それで歯ブラシを長時間使用できず、奥の方にも入れることができないため、
普段より磨き残しが多くなりがちです。
必然的にお口の中の細菌数は増え、歯肉炎の原因になると考えられています。
【食生活の変化】
妊娠中は食事回数や時間が不規則になることが多いようです。
食事ごとの歯磨きが難しくなり、お口の中を衛生的に保てなくなります。
妊娠性歯肉炎は、胎児や出産にも影響します。
歯肉の炎症を抑えるため、体内ではプロスタグランジンという物質が作られます。
これは、分娩開始の時に増加する物質と同じで、陣痛を促し、早産を引き起こす原因となります。
また、歯周病になったママから生まれた赤ちゃんは、低体重児の割合が高いという調査結果もあります。
妊娠性歯肉炎を防ぐためにも、まずは原因を知り、歯科医院でもしっかりとクリーニングを
継続するようにしましょう😊
姫路市の歯医者 小児歯科(こども歯科)痛くない麻酔 無痛治療 審美歯科 マウスピース
予防歯科 小児矯正 矯正歯科 親知らずの抜歯 インプラント ホワイトニングなら
こころ歯科クリニックへ
〒672−8030
姫路市飾磨区阿成植木678番地
079−287−8867