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銀歯の正体‥?

姫路市飾磨区阿成植木の歯科医院「こころ歯科クリニック」の公式ブログです。

現在、日本の保険診療内で歯科治療を行った場合に使用される金属は、一般的に「金銀パラジウム合金」と呼ばれる合金を使用しています。

この材料は、歯の詰め物(インレー)や、かぶせ物(クラウン)によく使用されています。

通称「金パラ」と呼ばれ、この合金は強度だけは優れており、奥歯などの臼歯の補綴物は金属のように耐久性のある素材でないと割れてしまう可能性があります。

ただ銀歯は歯に対して硬すぎるため歯を傷つけたり、金属アレルギーを引き起こすと言われています。

なぜお口の中の金属が原因で全身的な金属アレルギーを起こすかというと、お口の中は粘膜であるため肌よりもタンパク質(ケラチン)が少ないので、唾液に溶けてイオン化した金属が血液に入り込み、体中に影響を及ぼしやすく、臓器も含め体のいたるところに症状が現れる可能性があります。

実際にドイツでは、歯科医療でのパラジウムの使用を禁止する勧告が出されており、スウェーデンでは妊婦と小児には完全に使用禁止です。

免疫力の破壊から免疫不全を引き起こし、様々な病気を発症するリスクが高く、口腔がんや舌がんが、パラジウム合金と接触する部位に発症していることが多く観察されるため、発がん性の疑いがあることも使用禁止の理由とされています。

この銀歯以外にも体に影響があることから昔は当たり前のように使われていた材料が禁止になっているものがあります。

日本で、1990年頃まで虫歯治療で主流に使われていた保険適応のアマルガムという金属です。

まだお口にアマルガムが入っている場合は治療のやり替えをオススメしています。

アマルガムに対して安全性を疑問視する声があがっていて水銀は人体にとって、非常に毒性の強い、液体である唯一の重金属で毒物と指定されています。

この歯科金属のために、原因不明の病気に悩まされ、病院通いを余儀なくされている方々がまだたくさんいるといわれています。

今使っている銀歯も禁止になる日がくるかもしれません。

ただ、今はそれが保険で認められている以上できるだけ銀歯を入れなくてもいいように虫歯を作らないようにしましょう!!

 

 

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