こころ歯科クリニック

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全身疾患と歯科治療

2019年10月に兵庫県姫路市飾磨区阿成植木で開業予定、飾磨・亀山・妻鹿駅の歯医者「こころ歯科クリニック」の公式ブログです。

歯の治療に他の身体の治療が影響しているということに、ピンと来ないかたは多いと思います。一昔前まで、歯科医師も歯と身体の関係を気にする必要が少なかったのです。

かつての歯科医院は、虫歯や歯周病の患者さんで溢れ、高齢者になるまでに多くの方は歯を失っていました。歯科医師は、健康な子供や大人の患者さんを相手にして、歯科特有の病気に目配りしていればよかったのです。

しかし、時代は変わって今は超高齢社会です。65歳以上の高齢者が25%を超え、今後10年ほどで3割を超えると言われています。子供の虫歯が減る中、歯科医院にくる患者さんの多くは中高年層です。なかでも、高齢者の患者さんは人口動態の変化とともに増え続けています。

そして多くの場合は持病を持ち、他科で処方された薬を常用しています。統計では、65歳以上の高齢者の約6割が循環器系の問題を抱え、多くの患者さんが血管が詰まらないように血液サラサラの薬を飲んでいるということです。そんな患者さんのはを、止血のための配慮なしに抜いてしまったら大変なことになります。

こうした時代の変化に対応し、歯科の医療形態も大きく変化しました。歯科医師が歯科の分野だけに目を向けていればいい時代は終わったのです。

現在の歯科医療では、患者さんの全身疾患に対応した治療を受けられるような対策をとっています。治療を行う際に、持病の治療で飲んでいる薬の副作用によって患者さんが不利益を被らないようにする配慮はことに重要です。そこで必要に応じて歯科医師が医師の主治医に患者さんの全身疾患について問い合わせ、連携して治療を進めるようになりました。

こうした新しい医療形態の構築にとって欠かせないのが、患者さんの協力です。歯科医師に、現在受けている治療について申告してもらわないと、副作用を防ぐための対策を取ることができません。歯科の新たな医療携帯は、患者さんと私たちが力を合わせて構築していくものです。ぜひこのことをご理解いただきご協力をお願いします。

 

参考文献:nico 2014年1月号

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