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歯の発育段階

2019年10月に兵庫県姫路市飾磨区阿成植木で開業予定、飾磨・亀山・妻鹿駅の歯医者「こころ歯科クリニック」の公式ブログです。

歯の発生は、お母さんが妊娠してすぐの胎生6週頃に始まります。

成長を細かく分けると、開始期→増殖期→組織分化期→形態分化期→添加期→石灰化期の6段階となります。

開始期は、胎生6〜8週の間に口腔粘膜上皮の陥入、増殖、肥厚が起こり未分化な間葉細胞が集まり、これにより歯堤の形成が始まります。この歯堤が増殖して上下顎にそれぞれ10個の歯胚を形成します。

増殖期は、細胞の増殖により、エナメル器が発生する時期です。特に辺縁の増殖が著しく帽子のような形になるため帽状期とも呼びます。帽子状の凸部分を外エナメル上皮、凹状部分を内エナメル上皮と言います。

組織分化期は、細胞が分化する時期のことで、内エナメル上皮はエナメル芽細胞になり、内エナメル上皮を取り巻いている間葉性の細胞が歯乳頭をつくり、象牙芽細胞になります。

形態分化期は、将来のエナメル質と象牙質基質が規律的に添加していく時期のことを言います。

石灰化期は、エナメル質、象牙質基質が石灰化する時期のことを言います。

この歯の発育時期に何らかの障害を受けると、発育段階に応じた障害が現れます。例えば、歯の開始期と増殖期に異常があると、歯の数が不足する先天的欠如や、歯の数が多い過剰歯が起こります。

構造上の異常が起こるのは、組織分化期、添加期、石灰化期です。エナメル質形成不全症や、象牙質形成不全症、エナメル質減形成、エナメル質低石灰化などがあります。

歯の数、構造、形態、色調の異常は決して珍しいことではありません。意外と歯が何本あるか知らない方の多いのではないでしょうか。

子どもの歯は生後6ヶ月〜8ヶ月頃に生え始めます。3歳頃に生えそろい、上顎に10本、下顎に10本で乳歯の合計は20本です。

大人の歯は親知らず(智歯)を入れると、上顎に16本、下顎に16本で永久歯の合計は32本です。

 

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